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更新日付:2021年8月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2021年8月号(第188号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2021年8月号(第188号)
令和3年8月1日発行

テーマ
あおもりで働く、あおもりで輝く。

表紙の人
日本サーモンファーム株式会社
内田 正太郎(うちだ しょうたろう)さん

目次

1 特集
親子で一緒に考えよう! 『あおもりで働くこと』

2 連載 CAFE AOMORI
日本サーモンファーム株式会社
内田 正太郎(うちだ しょうたろう)さん

3 連載 いただきます。あおもりメシ
「トマト」レシピ

4 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
西北地域特集

5 ミニ特集
全ての加工食品に原料原産地が表示されます!
青森県立高等学校教育改革推進計画第2期実施計画(案)を公表しました

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連載 申吾のほっとコラム
“建設女子(タテジョ)”「翔く(はばたく)」青森

特集:親子で一緒に考えよう! 『あおもりで働くこと』

高校生・大学生、そして保護者にとっても「就職」は人生の一大イベント。
最近はコロナ禍で、学生の考え方や就活(就職活動)の形も変わってきているとか。

子どもが将来を決める大事な「就活」。
青森で叶える充実した働き方・暮らし方を、親子で一緒に考えてみませんか。

特集に関する問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128

1 大学生と若手社会人 就活ホンネ対談

将来について考える大学生のお二人から、地元企業で活躍する先輩社会人へ、就職についての「今」の気持ちを語ってもらいました。

対談者
若手社会人:熊野 健人(くまの たけと)さん
紅屋商事株式会社 人事総務部
北海道内の大学を卒業後、2014年に同社に入社。業務改善部教育課を経て、現在は人事・採用担当として奮闘中。
学生:大川 野乃華(おおかわ ののか)さん
青森中央学院大学 経営法学部3年
持続可能な環境や経済について調査・研究を行うMarine Labサークルに所属。不動産関係もしくは金融関係を志望。現在は就活前の準備段階として資格取得を目指して勉強中。
学生:山田 寛子(やまだ ひろこ)さん
青森中央学院大学 経営法学部3年
学友会会長を務める傍ら、Marine Labサークルを牽引。福祉関係に興味があり、将来的には、高齢者だけでなく子どもや障害者のケアなどを含む地域包括ケアシステムを構築することが目標。

対談

就職活動本番を前にした 大学3年の夏
(大川さん)
まだ漠然としていますが、県内で就職しようかなと考えています。
父親が不動産関係の仕事をしている影響で、まずは宅地建物取引士の資格を取得するために勉強中です。
(熊野さん)
将来を意識しているんですね。私はギリギリまで就職活動をしていなくて、動き出したのは大学3年の年明けぐらいでした(笑)。
(大川さん)
確かに周りでもまだ就職活動というほど活動をしている友達はいませんし、自分も、何が分からないのか分からないといった状態です。ただ、資格を取得することで有利になることもあるのかなと。
(熊野さん)
もちろん志望業界と関係のある資格なら、業界への興味や関心をアピールすることができますから、有効だと思います。
それと、お二人のようにサークル活動やボランティア活動、アルバイトなどを長く続けてきた人には、強みがありますね。それをしたことで自分が何を得て、どう変わったのか。その経験を基に自分の引き出しを増やしてきた人は、企業にとって魅力的だと思います。
思い描く未来像… 就職は夢への第一歩
(山田さん)
私は将来、福祉の分野で起業したいと考えていて、就職はそのための情報収集や経験を積むためのものと捉えています。
(熊野さん)
将来的なビジョンがあり、エネルギーを感じます。
(山田さん)
一つの企業に留まるのではなく、段階的に働くところを変えてもいいかなと考えています。何かを習得したら次のステップに移るみたいな。ただ、コロナ禍ということもあり、自分の考えているようには進まないかもしれません。
(熊野さん)
ステップアップのために職場を変えるのは悪いことではないと思います。何より、目標やビジョンがあることはキャリアプランを立てる上で重要です。遠回りをすることになっても、ぜひ夢を実現してください。

先輩社会人に質問!就活Q&A ~学生が気になる3つのこと~

Q1:県内企業を選んだ理由は?
A1:親から戻ってきてほしいと言われたことがきっかけ。
(熊野さん)
親の意向が大きいですね。でもやりたいことは自分で見つけたかったので、県内企業をリサーチして、流通・小売業を何社か志望しました。最終的には、今の会社の理念や社風が自分に合っていると思い入社を決めました。
(大川さん)
この先の人生で結婚・出産・子育てのことを考えると、やっぱり親を頼れる環境の方がいいのかなと。私も県内就職を検討しています。
(熊野さん)
確かに地元だと、家族や親戚と行き来しやすいのでいいですね。
私は釣りが趣味で、父や兄と同じ時間を共有できるのが嬉しいです。青森はアウトドア好きにはとても良い環境だと思います。
(山田さん)
私も、一度は県外で働いたとしても、最終的には青森に戻って起業したいですね。
Q2:就職活動をする上で大事なことは?
A2:企業研究と自己分析をしっかりすること。
(熊野さん)
私は仕事とプライベートをきっちり分けたいタイプなので、条件面にもこだわりがありました。待遇面を含め、気になる企業について深掘りすることはとても大事なことです。
(山田さん)
企業の良い面はもちろんですが、そうでない面も知っておきたいです。
(熊野さん)
包み隠さずに伝えてくれる企業もありますが、最後は自分で見極めることができるよう徹底的にその業界や企業を研究してください。
(大川さん)
その仕事が自分に合っているか合っていないかの見極めも難しいです。
(熊野さん)
まずは自分を知ること。自分は何を好むのか、何を大切にするのか、自分自身と向き合うことが最初のステップになると思います。周りの人に自分の印象や特性を聞いてみるのもいいですね。自分がその業界で働いているイメージが湧くかどうかもポイントになると思います。
Q3:就職活動で悩んだら?
A3:親、先生、友達。いろんな人の話を聞いてみて。
(熊野さん)
積極的に誰かと話をすることを心掛けてください。友達との情報交換やキャリア支援の先生からのアドバイスも、ためになると思います。
(山田さん)
さまざまな年代の社会人や実際にその企業で働いている人の話を聞いてみたいです。
(熊野さん)
インターンシップに参加するのもオススメですよ。親御さんには相談しているかな?
(大川さん)
私は特にしていませんが、何かしらの国家資格を取っておいた方がいいよとアドバイスをもらいました。
(熊野さん)
私自身、入社を決める際に両親や兄が背中を押してくれました。入社した後、励ましの言葉をもらったことも。今でもその言葉に支えられている気がします。
人事担当の立場としても、ご家族から理解され、何のわだかまりもなく入社してほしいなと思います。ご家族に応援してもらうためにも、一緒に企業研究や自己分析をしてみるのもオススメです。
地元あおもりで働く熊野さんのホンネ。

きっかけは親からの言葉でしたが、青森に戻ってきて本当に良かったと思っています。
社員教育などに携わる業務改善部教育課での仕事を経て、今は人事・採用担当として、地元に貢献できる人を育てる仕事にやりがいを感じています。
プライベートでも、家族や気心の知れた友達との時間や、趣味のアウトドアを満喫する時間をしっかり確保できて、青森での生活に満足しています。

大学生の保護者向けのリーフレットでさらに詳しく!

最近の大学生の就職事情のほか、県内企業に就職し、仕事やプライベートで充実した社会人生活を送っている先輩たちの体験談などを掲載しています。

問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9129
関連ページ:【大学生の保護者向け】あおもりで働くことをお子さんと一緒に話し合ってみませんか

意外と知らない? あおもりの働きやすさ・暮らしやすさ

その1:生活時間 「通勤時間の短さ」全国6位!
働いている人の自宅から勤務先まで(平日1日当たりの平均往復通勤時間)

青森県 59分
・全国平均 82分
・神奈川県(最長) 110分

資料:総務省「平成28年社会生活基本調査」
その2:子育てのしやすさ 「子どもを預けられる」全国1位!
待機児童数

青森県 0人
・全国平均 264.7人
・東京都(最多) 2,343人

資料:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和2年4月)」
その3:生活空間 「家賃が安い」全国1位!
家賃(1畳当たり)

青森県 1,882円
・全国平均 3,074円

資料:総務省「平成30年住宅・土地統計調査」

2 保護者のお悩み相談室 ~県内就職のギモン、私たちがお答えします!~

親子で県内就職について考えるとき、「子どもはどんなことを考えているんだろう?」「地元の企業で働くやりがいって?」など、さまざまな疑問が出てきます。
県内就職に詳しい就職支援員のお二人に答えていただきました。

保護者のお悩み その1
「子どもはどんなことを考えているんだろう?」
「子どもの気持ちを理解したい!アドバイスするときに気をつけることは?」

就職支援員
三井 滋子(みつい しげこ)支援員(県立弘前工業高等学校)

「親子で会話し、本人の価値観を知ることが重要です」


日頃、生徒から「自分が何をしたいのか、どんな仕事があるのか分からない」という相談を受けます。そのような相談をされたら、まず最も身近な大人である保護者の皆さんが「この仕事を選んだ理由」「今の仕事の魅力ややりがい」を話すことがいい参考になると思います。

就職先を選ぶ上で大切なことは、仕事内容、休日、給与、居住地など、さまざまな条件の中で、本人が何を重視しているか、優先順位はどうなのかということです。最近は仕事中心のライフプランを描かなくなってきており、仕事とプライベートどちらもその人のキャリアであるという考え方の若者が増えています。

本人がどんな働き方・暮らし方をしたいのかをきちんと知ることが重要です。そのような視点で考えると、親が近くにいる地元で暮らすことは、人生の転機となる結婚や出産、子育てにおいても協力を得られやすい環境があることが多いので、お子さんも「安心感」というメリットを感じるのではないでしょうか。

保護者のお悩み その2
「地元の企業で働くやりがいって?」
「就職した後の働き方や、職場環境も気になる…」

就職支援員
山田 孝(やまだ たかし)支援員(県立青森商業高等学校)

「“青森愛”を持った企業がたくさん! 職場環境も安心できます」


卒業後に県内就職する高校生の割合は、実は青森県が全国で最下位です。
しかし、青森には「地域のために」を誇りに事業活動を行っている企業がたくさんあります。

やはり県内就職の一番のやりがいは、豊かで美しい郷土で暮らしながら、仕事を通じて青森県の経済活動に貢献できることではないでしょうか。そういった地元企業は、地域のお客様を大切にすることはもちろん、地域を支えている従業員やその家族も大切にしています。
私は県内求人開拓のため積極的に企業訪問をしていますが、アットホームで親しみやすい雰囲気の職場が多く、悪い意味での厳しさや、暗い印象などを感じたことはほぼありません。青森の企業には、若い人たちも働きやすい環境がしっかり整っていると言えるでしょう。

また、県内企業では、母校のOB・OGが多数活躍しています。同窓の先輩が職場にいれば、共通の話題ですぐ溶け込むことができたり、悩みや不安を気軽に相談できたりと、頼もしいですよね。県内就職ならではの就職後の安心感があります。

3 県内就職したい人へのサポート・支援

青森で就職活動するあなたに、役立つ情報や支援制度があります。

あおもり魅読BOOK(あおもりみどくブック)
若者の皆さんに県内で働き、暮らしていくことの魅力をもっと知っていただくために、青森県の「暮らしやすさ」を示すデータや、高校生や大学生、県内で活躍する社会人の本音などを掲載した冊子です。

問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128
関連ページ:青森県の暮らしやすさがわかる冊子「あおもり魅読BOOK」を作成しました
青森県企業ガイドブック2021
県内で自分に合う仕事を見つけ、自分らしい生き方を実現していただくために、県内企業約200社の情報や先輩社員の声、就職活動のポイントなどを分かりやすくまとめたガイドブックです。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:【就職活動中の皆様へ】「青森県企業ガイドブック2021」を作成しました!
青森県公式就職情報サイト 「あおもりジョブ」
県内企業への就職を希望する学生や求職者などの方々に、県内の雇用動向、企業情報、求人情報や各種施策・イベントなどを発信する青森県の就職情報サイトです。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ホームページ:青森県公式就職情報サイト「あおもりジョブ」
青森県公式就活アプリ 「シューカツアオモリ」
県内企業の情報や就活関連のイベント、助成制度などをお知らせしているアプリです。
ダウンロードは無料、利用登録も不要です。県内での就職をお考えの方は、ぜひご利用ください。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:青森県公式就活アプリ「シューカツアオモリ」で就職情報を手に入れよう!
青森県UIJターン還流促進交通費助成
青森県内での就職を希望する県外在住者を対象に、県内での就職活動やインターンシップに参加するための交通費や宿泊費を助成します。
県内就職希望者からの直接申請のほか、県内企業を通じた申請も可能です。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:UIJターン者の就職活動やインターンシップ参加のための交通費を助成します!
青森暮らしサポートセンター
相談員が、仕事や暮らし、住まいなど、県内へのUターン・移住に役立つ情報提供や個別相談に応じています。
対面相談のほか、電話やメール、ウェブ会議ツールを活用したオンラインでの相談も受け付けています。
県外にお住まいのご家族やご友人にぜひご紹介ください。

青森暮らしサポートセンター
住所:東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F(認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター内)
電話:090-6342-6194

関連ホームページ:青森県移住・交流ポータルサイト「あおもり暮らし」

連載:CAFE AOMORI(第8回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

今回の「未来に継ぎたい」 ▶ あおもりの水産業 を継ぎたい!

日本サーモンファーム株式会社
内田 正太郎(うちだ しょうたろう)さん

【プロフィール】
今別町出身。高校卒業後に故郷を離れ、6年間美容師として働いたのち帰郷。現在はサーモン養殖の仕事に携わっている。

地元に戻ったきっかけは?
念願だった美容師になったものの、この先も続けていけるのかという気持ちが強くなって。1年間くらい自分の気持ちと向き合った末、退職して一度リフレッシュしようと地元に戻ってきたのが3年ほど前です。
今後のことはゆっくり考えようと思っていた矢先、地元今別町の広報紙に載っていた求人を目にして、サーモンの養殖事業に興味を持ち始めました。元々きれいな景色を求めてドライブしたり山や海に出かけたりするのが好きだったので、自然の中で仕事をしてみたいと思い、この仕事に就きました。
地元での生活は充実している?
今の仕事に就いて約3年。最初の頃は船酔いでグロッキーになる日々でしたが、半年ほどで慣れました(笑)。
自然が相手なので見極めが難しいこともありますし、まだまだ経験不足だなと感じることもあります。前の仕事に比べると体力的に大変ですが、小さい頃から慣れ親しんだ地元の空気は安心感があり、自分らしくいられると感じています。
休日は相変わらずドライブしたり散歩したり。自然を満喫できるこの環境が自分には合っていると思います。今後はソロキャンプに挑戦しようかと。あと県内の温泉も制覇したいですね。
地元で暮らす良さとは?
親や先輩、友達など、悩んだ時に相談できる人が近くにいるというのは大きいですね。自分の場合はそれが心の余裕につながり、視野を広げていると思います。

連載:いただきます。あおもりメシ(第8回)

青森の家庭料理レシピをご紹介!

今回の食材:トマト
食材メモ:旬の時期 7月から10月ごろ

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元青森で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な郷土料理と家庭料理を中心に提供。

トマトつゆのそうめん

夏の定番のそうめんを、ひと味違うおいしさで。

基本データ
・カロリー:1,500キロカロリー
・塩分:25グラム
・調理時間:約20分
材料(4人分)
・トマト…中4個
・麺つゆ…100ミリリットル (市販の3倍濃縮タイプ)
・そうめん…400グラム
・青じそ…適宜
作り方
1…トマトを湯むきする。

2…1のトマトのうち、2個をすりおろし(ミキサーでも可)、残りの2個は1センチ角に切る(うまみが強い種の部分も捨てずに使う)。

3…保存容器に麺つゆと2のトマトを入れ、よく混ぜて冷蔵庫で冷やす。

4…千切りした青じそを水にさらし、そうめんをゆで、冷水でしめる。

5…器にそうめんを盛り付け、3のトマトつゆと薬味の青じそを添えたら出来上がり。

自家製トマトケチャップ

トマトのうま味がたっぷり!
ケチャップって、おうちで簡単に作れるんです。

基本データ
・カロリー:450キロカロリー
・塩分:12グラム
・調理時間:約40分
材料(約600グラム分)
・トマト…1キログラム(中5個)
・玉ねぎ…100グラム(中2分の1個)
・にんにく…1片
・酢…50ミリリットル
・砂糖…50グラム
・塩…小さじ2
・ローリエ…1枚
作り方
1…湯むきしたトマトと玉ねぎをすりおろす(ミキサーでも可)。

2…鍋に1のトマトと玉ねぎを入れ、すりおろしたにんにくと調味料、ローリエを入れて中火にかけ、かさが半分になるまで煮詰めたら出来上がり。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -西北地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「西北地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

せいほくの元気・魅力を「奥津軽 旅ラン」で発信!

「奥津軽を『自分の足=ランニング』で旅してみませんか?」

奥津軽地域(西北地域)は、岩木山や日本海をはじめとする自然あふれる景観資源や、走りやすい平坦な道が多く、ランニングで観光地を巡る「旅ラン」にオススメの地域です。

西北地域県民局では、奥津軽の魅力を楽しめる景観・観光スポットを生かしたランニングコースや、エイド補給(給水・給食)にぴったりの飲食情報をまとめた「奥津軽 旅ラン」マップを作成し、新しい旅のスタイルを提案しています。
今年度はランナーの皆さんに向けた情報発信を行うほか、「奥津軽 旅ラン」を体験できるイベント開催などに取り組みます。

関連ページ:奥津軽旅ラン

西北エリアといえばこれっ!

郷土料理「すしこ」

すしこは鮮やかなピンク色が特徴の、全国的にも珍しい「ごはんの漬物」です。
蒸したもち米に浅漬けした赤じそやキャベツ、きゅうりなどを入れ、乳酸発酵させて作ります。甘酸っぱく、暑い季節でもサッパリと食べられます。

本州最北端の私鉄「津軽鉄道」

今年で開業90+1周年となる津軽鉄道。車窓からは奥津軽の四季豊かな景色を楽しめます。
津軽鉄道に乗車した気分になれる「仮想乗車」動画をYouTubeで公開中。


記事に関する問い合わせ:西北地域県民局 地域連携部 電話 0173-34-2175
関連ページ:「まるごと青森」に登場する西北地域のいろいろ

ミニ特集

食品関連事業者の皆さんへ

「加工食品の新たな原料原産地表示制度」の経過措置期間は令和4年(2022年)3月31日までです!
この翌日以降に製造・販売される製品には、原料原産地を必ず表示する必要があります。


※令和4年4月1日以降に製造する一般用加工食品だけでなく、同日以降に販売される業務用生鮮食品および業務用加工食品にも、必ず原料原産地表示を行う必要があります。


平成29年9月から、全ての加工食品(輸入品を除く)の重量割合が最も高い原材料に対して、その原産地の表示が義務付けられました。
現在は経過措置期間(準備期間)中ですが、この期間を過ぎると、全ての加工食品に原料原産地が表示されるようになります。

表示例
例1 対象となる原材料が生鮮食品の場合

名称:ウインナーソーセージ
原材料名:豚肉(国産、アメリカ産)、……

→一番多い原材料の産地を表示(原材料の産地が2カ国以上ある場合、重量割合の高い順に記載)

例2 対象となる原材料が加工食品の場合

名称:チョコレートケーキ
原材料名:チョコレート(ベルギー製造)、……

→一番多い原材料の製造地を表示 (※チョコレートがベルギーで製造されていることを示します。カカオ豆の産地ではありません。)


なお、おにぎりなど一部の品目には、個別の原産地表示ルールがあります。

問い合わせ:食の安全・安心推進課 電話 017-734-9351
関連ページ:食品表示

2 青森県立高等学校教育改革推進計画第2期実施計画(案)を公表しました

県教育委員会では、令和2年8月に改定した基本方針を踏まえるとともに、地区意見交換会においていただいたご意見等を参考としながら、令和5年度から9年度までの具体的な内容(学校・学科の充実、学校規模・配置、魅力ある高校づくり等)を示す青森県立高等学校教育改革推進計画第2期実施計画(案)を公表しました。

青森県立高等学校教育改革推進計画第2期実施計画(案)

学校・学科の充実
全ての高校において、創意工夫を生かした特色ある教育活動を進めるとともに、相互に連携しながら、地域の期待に応え、本県の未来を担う人財を育成できるよう取り組みを進めます。
学校規模・配置
生徒数が減少する中にあっても、確かな学力、たくましい心、学校から社会への円滑な移行に必要な力などを身に付けることができるよう、通学環境等に配慮しながら、学校規模の標準を踏まえた計画的な学校配置に取り組みます。
魅力ある高校づくり
生徒の学習意欲を喚起し、可能性および能力を最大限に伸長するため、学校内外の資源を積極的に活用しながら、中学生から選ばれる魅力ある高校となるよう、各校の魅力化・特色化を図る取り組みを進めます。

【終了しました】パブリック・コメント

県教育委員会では、広く県民の皆さまから計画(案)に対するご意見・ご感想をいただき、検討を重ねた上で10月頃に計画を策定したいと考えています。
以下の宛先までパブリック・コメントによりご意見をお寄せいただくか、随時ご意見・ご感想をお寄せください。

パブリック・コメント(終了しました)

【受付期間】
令和3年8月16日(月曜日)まで

【ご意見の宛先】(随時のご意見・ご感想もこちらの宛先へお寄せください)
※規定の様式などはありません

郵便:030-8540 青森県青森市長島1-1-1 高等学校教育改革推進室
ファックス番号:017-734-8003
メールアドレス:E-KAIKAKU@pref.aomori.lg.jp


問い合わせ:高等学校教育改革推進室 電話 017-734-9866
関連ページ:青森県立高等学校教育改革推進計画第2期実施計画

あおもり飲食店感染防止対策認証制度 申請受付中!

県では、県が定める認証基準に基づき、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を適切に実施する飲食店を認証しています。認証店には認証ステッカーを交付し、県のホームページで店名等を公表します。

対象店舗
食品衛生法に基づく営業許可を受けた青森県内の飲食店(客席のないテイクアウト・デリバリー専門店は対象外)
認証の流れ
飲食店から県への認証申請
→県による飲食店の現地調査
→認 証(認証書・ステッカー交付、県のホームページに店名等を公表)
問い合わせ:コールセンター 電話 050-5444-3599
関連ホームページ:あおもり飲食店感染防止対策認証制度

あおもりオベーション ~#あおもりを守ろう~

あおもりオベーションのホームページでは、新型コロナウイルス感染症やその予防策について県民の皆さまに正しく理解していただくためのさまざまな動画を公開しています。

動画「教えて!大西先生!!」
県感染症対策コーディネーター大西 基喜(おおにし もとき)医師が、新型コロナウイルス感染症とその予防策などをわかりやすく解説
動画「はじめよう!新しい生活様式」
「新しい生活様式」の実践ポイントをシチュエーションや立場別に解説

警戒レベル4「避難指示」までに必ず避難! ~避難勧告は廃止されました~

災害対策基本法の改正により、従来の避難勧告が廃止され「避難指示」に一本化されました。
大雨などにより大きな被害が予想される場合には、市町村から警戒レベル4「避難指示」が発令されます。ご自分の大切な命を守るために適切な避難行動をとりましょう。

  • 《警戒レベル3》 高齢者等避難……避難に時間のかかる人は避難!
  • 《警戒レベル4》 避難指示……危険な場所から全員避難!
  • 《警戒レベル5》 緊急安全確保……すでに災害が発生または切迫した状況

問い合わせ:防災危機管理課 電話 017-734-9181
関連ホームページ:避難情報に関するガイドラインの改定(内閣府ホームページ)

【終了しました】特別展「あおもりの縄文世界」開催!

世界文化遺産への登録を目指してきた「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産をはじめとする県内の著名な縄文遺跡の出土品をとおして、縄文時代のくらしや精神文化を紹介します。
1万年以上も続いた縄文文化の魅力や価値をご体感ください。

  • 開催期間:令和3年7月17日(土曜日)から11月28日(日曜日)まで
  • 観覧料:一般/800円、高校生・大学生等/400円、中学生以下/無料 (※特別展の観覧料で遺跡を含む常設展も観覧できます)

問い合わせ:三内丸山遺跡センター 電話 017-781-6078
関連ホームページ:特別史跡「三内丸山遺跡」

連載:申吾のほっとコラム

“建設女子(タテジョ)”「翔く(はばたく)」青森

先日ラジオ番組で「あおもり女性建設技術者ネットワーク会議(通称:女建(じょけん)ネット)」の方々から直接お話を伺う機会があった。

「女建ネット」は、県内の建設業で活躍する女性の技術者などの方々が2015年10月に立ち上げ、「より良い職場環境の提案」「女性同士の連携・情報交換」「建設業の魅力発信」を柱に精力的に活動されている。

今回、3人の女性の方々が、青森は今、建設業において自らの可能性に着実にチャレンジできると、いきいきと熱く語ってくださったことに深く感銘を受けた。

Mさんの話―元々、ものづくりやデザインが好きだったが、建設業とは全く無縁の仕事に従事。30歳を過ぎた頃、想像・発想してものを作り上げる仕事への魅力を改めて感じ、資格や経験はなかったものの、思い切って建設業界に飛び込んだ。

自然と向き合いながら、チームワークで生活に不可欠な社会基盤を作り上げていくこの仕事は、仲間への感謝とともに、一緒に達成感を感じられ、やりがいにあふれています。

Sさんの話―元々、県外の工場で働いていたが、青森が好きで親元へUターン。子育てしながら仕事をしていたある日、偶然ラフタークレーンを目にし、「これだ!」と直感。そこからクレーンを皮切りに、10数種の資格を次々と取得。現在は、基礎工事・解体工事業者に勤務し、クレーンオペレーターのほか溶接工として鍛冶仕事もこなしている。

苦労もあり、努力も必要だが、視野を広げ、新たな選択肢を与えてくれる、それが建設業の魅力。

Tさんの話―建設業は男女問わずどんどん働きやすくなっている。会社見学などを通じて、まずは飛び込んできてほしい。自社では建設業の新たな3Kイメージ(感動・貢献・綺麗)を掲げ、女性社員で構成する「みんなの現場をピカピカ隊」がパトロールを行い、現場で作業する方々にトイレを綺麗に使うよう意識改善を呼び掛けたり、殺風景な休憩所に観葉植物を置き、彩りと癒やしを演出するなど、きめ細やかな環境整備などを積極的に推進している。

経営者は、「自分の子どもをぜひこの仕事に就かせたい」と思ってもらえるよう努力し続けることが大事で、いずれは、「女性活躍」という言葉でアピールする必要のない建設業界にしたいし、そうなっていくべきと思っている。

さて、「女建ネット」に呼応して、県でも「ドボきら」(あおもりドボジョきらきら推進チーム)を同時期に結成している。青森県庁JOBセミナーへの参加をはじめ、インフラ出前授業や理工系女子トーク等で大活躍する中、毎年女性技術者が増え、メンバーも着実に強化されてきている。

さらに「ドボきら」は、現場での活躍のみならず、中央官庁への要望に私と同行し、現場担当者としての事業にかける思いや必要性を、熱くそして冷静に訴えかけることで予算確保に絶大な力を発揮してくれている。

青森では今、“建設女子(タテジョ)”が輝きを増しながらどんどん「翔(はばた)いて」います。輝かしい未来を求め、今まさに「翔(はばた)こう」としている皆さん、この青森の地で思い切りチャレンジしてみませんか。皆さんが思い描く輝かしい未来に向かって、青森の門戸は確実に、そして大きく開かれています。


この記事についてのお問い合わせ

広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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