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更新日付:2019年10月1日 原子力立地対策課
大間原子力発電所の概要
大間原子力発電所は、電源開発(株)が下北郡大間町に138.3万kWの改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)を建設する計画となっています。
主な立地の経緯
この計画は、当初、新型転換炉(ATR)の実証炉を建設する予定でしたが、平成7年8月、原子力委員会により、経済性等の理由からATR実証炉建設計画の中止が決定され、代わりに、全炉心MOX燃料(ウランとプルトニウムの混合酸化物燃料)装荷可能なABWR1基の建設計画となったものです。その後、平成11年8月には電源開発調整審議会に上程され、国の電源開発基本計画に組み入れられました。
平成11年9月、電源開発(株)から通商産業大臣あてに原子炉設置許可申請が行われ、国の安全審査が開始されました。
平成15年2月、電源開発(株)は早期の用地取得が困難と判断し、配置計画の見直しに伴う詳細な調査・設計を行い、平成16年3月、当初の原子炉設置許可申請を取り下げ、改めて経済産業大臣に原子炉設置許可申請を行い、国の安全審査が再開されました。
平成17年6月、原子力安全・保安院による安全審査が終了し、その結果について、経済産業大臣から原子力委員会及び原子力安全委員会に対して諮問され、両委員会において、その妥当性の審査(2次審査、いわゆるダブルチェック)が開始されました。
平成20年4月、経済産業大臣により、原子炉の設置が許可され、平成20年5月に着工しました。
平成11年9月、電源開発(株)から通商産業大臣あてに原子炉設置許可申請が行われ、国の安全審査が開始されました。
平成15年2月、電源開発(株)は早期の用地取得が困難と判断し、配置計画の見直しに伴う詳細な調査・設計を行い、平成16年3月、当初の原子炉設置許可申請を取り下げ、改めて経済産業大臣に原子炉設置許可申請を行い、国の安全審査が再開されました。
平成17年6月、原子力安全・保安院による安全審査が終了し、その結果について、経済産業大臣から原子力委員会及び原子力安全委員会に対して諮問され、両委員会において、その妥当性の審査(2次審査、いわゆるダブルチェック)が開始されました。
平成20年4月、経済産業大臣により、原子炉の設置が許可され、平成20年5月に着工しました。
現状
平成20年5月に第1回工事計画が認可され着工し、工事が進められていましたが、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受け、本体工事を休止していましたが、平成24年10月から工事を再開しています。
電源開発(株)では、平成25年7月に実用発電用原子炉に係る新規制基準が施行されたことから、平成26年12月、原子力規制委員会に対し、原子炉設置変更許可申請等を行いました。
電源開発(株)では、平成25年7月に実用発電用原子炉に係る新規制基準が施行されたことから、平成26年12月、原子力規制委員会に対し、原子炉設置変更許可申請等を行いました。
位置 | 青森県下北郡大間町 |
敷地面積 | 約130万平方メートル |
事業者 | 電源開発(株) |
原子炉形式及び電気出力 | 改良型沸騰水型軽水炉(ABWR) 138.3万kW 1基 |
燃料の種類 | ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX燃料)、低濃縮ウラン |
着工 | 平成20年5月 |
運転開始 | 未定 |
(平成30年度供給計画等による)