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関連分野
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更新日付:2024年11月8日 青森県衛生研究所
青森県の感染症発生状況
発生動向[2024年第44週(10月28日~11月3日)]
1.手足口病については、むつ保健所管内の定点当たり報告数が新たに警報レベルとなりました。また、三戸地方+八戸市保健所管内及び上十三保健所管内で警報が継続しています。
2.伝染性紅斑については、東地方+青森市保健所管内の定点当たり報告数が警報レベルとなりました。
3.マイコプラズマ肺炎については、むつ保健所管内の報告数が多くなっています。マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は飛沫感染であることから、マスクの着用や換気などの感染予防対策を行い、併せて流水と石けんによる手洗いなど手指衛生も行うようお願いします。
2.伝染性紅斑については、東地方+青森市保健所管内の定点当たり報告数が警報レベルとなりました。
3.マイコプラズマ肺炎については、むつ保健所管内の報告数が多くなっています。マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は飛沫感染であることから、マスクの着用や換気などの感染予防対策を行い、併せて流水と石けんによる手洗いなど手指衛生も行うようお願いします。
感染症発生動向調査について
青森県では、国及び関係機関からの情報をもとに、毎週又は毎月、感染症の発生動向を公表しています。
本ページでは、週報、月報、年報の他、一部の定点把握疾患と全数把握疾患の発生動向のグラフ等を掲載しています(原則的に毎週木曜日更新)。
本ページでは、週報、月報、年報の他、一部の定点把握疾患と全数把握疾患の発生動向のグラフ等を掲載しています(原則的に毎週木曜日更新)。
※定点把握対象疾患とは
都道府県の指定を受けた医療機関(定点医療機関)で患者や保菌者を診断した場合に、保健所への届け出が義務づけられている感染症
定点医療機関数と定点把握対象疾患については、こちらをご覧ください。
※全数把握対象疾患とは
患者あるいは疑似症患者・保菌者を診断した医師から保健所への届け出が義務づけられている感染症
都道府県の指定を受けた医療機関(定点医療機関)で患者や保菌者を診断した場合に、保健所への届け出が義務づけられている感染症
定点医療機関数と定点把握対象疾患については、こちらをご覧ください。
※全数把握対象疾患とは
患者あるいは疑似症患者・保菌者を診断した医師から保健所への届け出が義務づけられている感染症
感染症法に基づく届出基準等については、こちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。
青森県内における保健所の所管区域については「保健所の所管区域」 をご覧ください。
警報・注意報について
警報レベルは、1週間の定点当たり報告数が下表に示した「警報レベル開始基準値」以上で開始し、同表に示した「警報レベル終息基準値」未満で終息します。
注意報レベルは、1週間当たりの定点当たり報告数が下表に示した「注意報レベル基準値」以上の場合です。
注意報レベルは、1週間当たりの定点当たり報告数が下表に示した「注意報レベル基準値」以上の場合です。
感染症発生動向調査における警報・注意報の詳細については「警報・注意報の解説」 をご覧ください。
疾病 | 警報レベル 開始基準値 |
警報レベル 終息基準値 |
注意報レベル 基準値 |
---|---|---|---|
インフルエンザ | 30.0 | 10.0 | 10.0 |
咽頭結膜熱 | 3.0 | 1.0 | - |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 8.0 | 4.0 | - |
感染性胃腸炎 | 20.0 | 12.0 | - |
水痘 | 2.0 | 1.0 | 1.0 |
手足口病 | 5.0 | 2.0 | - |
伝染性紅斑 | 2.0 | 1.0 | - |
ヘルパンギーナ | 6.0 | 2.0 | - |
流行性耳下腺炎 | 6.0 | 2.0 | 3.0 |
急性出血性結膜炎 | 1.0 | 0.1 | - |
流行性角結膜炎 | 8.0 | 4.0 | - |
<解説>
以下に、インフルエンザを例として、保健所管内における定点当たり報告数が下図のように推移した場合、図中の①~④の各段階における注意報・警報の発令の考え方をお知らせします。
以下に、インフルエンザを例として、保健所管内における定点当たり報告数が下図のように推移した場合、図中の①~④の各段階における注意報・警報の発令の考え方をお知らせします。
① 定点当たり報告数が注意報レベル基準値(10.0)以上となったので、この週から注意報発令となります。
② 定点当たり報告数が警報レベル開始基準値(30.0)以上となったので、この週から警報発令となります。
③ 定点当たり報告数は警報レベル開始基準値(30.0)未満となりましたが、警報レベル終息基準値(10.0)以上なので、この週は警報継続となります。
④ 定点当たり報告数が警報レベル終息基準値(10.0)未満となったので、この週をもって警報は終息となります。
- ポイントとしては、②以降、定点当たり報告数が警報レベル終息基準値(10.0)未満となるまでは、警報が継続することです。
- また、この例では、③の段階で注意報レベル基準値(10.0)以上ですが、注意報とはならないことに留意が必要です。
ホームページ掲載一覧
週 報 | 月 報 | 青森県感染症発生動向調査事業報告書(年報) | 過去の情報 |
(1)インフルエンザ | (2)新型コロナウイルス感染症 | (3)RSウイルス感染症 | (4)感染性胃腸炎 |
(5)水痘(みずぼうそう) | (6)手足口病 | (7)伝染性紅斑 | (8)ヘルパンギーナ |
(9)流行性耳下線炎 | (10)マイコプラズマ肺炎 |
(1)腸管出血性大腸菌感染症 | (2)つつが虫病 | (3)麻しん(はしか)・風しん |
週 報
第1週 | 第2週 | 第3週 | 第4週 | 第5週 |
第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週 |
第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週 | 第15週 |
第16週 | 第17週 | 第18週 | 第19週 | 第20週 |
第21週 | 第22週 | 第23週 | 第24週 | 第25週 |
第26週 | 第27週 | 第28週 |
第29週 |
第30週 |
第31週 | 第32週 | 第33週 |
第34週 | 第35週 |
第36週 | 第37週 | 第38週 | 第39週 | 第40週 |
第41週 | 第42週 | 第43週 | 第44週 NEW! |
第45週 |
第46週 | 第47週 | 第48週 | 第49週 | 第50週 |
第51週 | 第52週 |
月 報
1 月 | 2 月 | 3 月 | 4 月 | 5 月 |
6 月 | 7 月 | 8 月 | 9 月 | 10 月 |
11 月 | 12 月 |
青森県感染症発生動向調査事業報告書(年報)
過去の情報
2024年第44週(10月28日~11月3日)の概況
定点把握疾患
【下記のグラフのPDF版はこちら】からも御確認いただけます。
(1) インフルエンザ
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
12 (0.21) |
15 (0.26) |
減少 | 58 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、インフルエンザに注意しましょう!をご覧ください。
学校等の集団かぜ(インフルエンザ様症状)による措置状況はこちらをご覧ください。
(2) 新型コロナウイルス感染症
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
160 (2.76) |
126 (2.17) |
増加 | 58 |
(3) RSウイルス感染症
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
8 (0.22) |
2 (0.05) |
増加 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、RSウイルス感染症に注意しましょう!をご覧ください。
(4) 感染性胃腸炎
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
45 (1.22) |
59 (1.59) |
減少 | 37 |
※報告されるすべての患者の原因がノロウイルスであるとは限りません。
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、感染性胃腸炎(特にノロウイルス)に注意しましょう!をご覧ください。
(5) 水痘(みずぼうそう)
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
3 (0.08) |
2 (0.05) |
増加 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、水痘(みずぼうそう)に注意しましょう!をご覧ください。
(6) 手足口病
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
201 (5.43) |
212 (5.73) |
減少 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、手足口病に注意しましょう!をご覧ください。
(7) 伝染性紅斑
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
37 (1.00) |
23 (0.62) |
増加 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、伝染性紅斑に注意しましょう!をご覧ください。
(8) ヘルパンギーナ
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
2 (0.05) |
4 (0.11) |
減少 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、ヘルパンギーナに注意しましょう!をご覧ください。
(9) 流行性耳下腺炎
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
1 (0.03) |
0 (0.00) |
増加 | 37 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)に注意しましょう!をご覧ください。
(10) マイコプラズマ肺炎
今週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週の報告人数 ()内は人数/定点数 |
前週からの 増減 |
定点数 |
---|---|---|---|
34 (5.67) |
30 (5.00) |
増加 | 6 |
- ※茶色の折れ線グラフ : 過去5年間の平均(前週、当該週、後週の合計15週の平均)
詳しい情報は、マイコプラズマ肺炎に注意しましょう!をご覧ください。
全数把握疾患
(1) 腸管出血性大腸菌感染症
今週の報告人数 | 2024年の合計報告人数 |
---|---|
0 | 24 |
詳しい情報は、腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!をご覧ください。
(2) つつが虫病
今週の報告人数 | 2024年の合計報告人数 |
---|---|
1 | 10 |
詳しい情報は、つつが虫病・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう!をご覧ください。
(3) 麻しん(はしか)・風しん
今週の報告人数 | 2024年の合計報告人数 |
---|---|
0 | 0 |
年次 | 東地方+青森市 | 弘前 | 三戸地方+八戸市 | 五所川原 | 上十三 | むつ |
---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2023 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今週の報告人数 | 2024年の合計報告人数 |
---|---|
0 | 0 |
年次 | 東地方+青森市 | 弘前 | 三戸地方+八戸市 | 五所川原 | 上十三 | むつ |
---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2023 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2020 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
詳しい情報は、麻しん(はしか)・風しんに注意しましょう!をご覧ください。
関連情報
青森県関連情報
-
・青森県病原微生物検出情報(青森県衛生研究所)
青森県では、飲食起因感染症の早期発見と予防を目的に、県内の10施設(医療機関及び臨床検査センター)におけるビブリオ属菌、サルモネラ属菌、カンピロバクター属菌、エルシニア属菌の検出情報、並びに気温、海水温の環境情報を毎週グラフ化し提供しています。
また、薬剤耐性菌MRSA及びESBL産生菌の検出株数を毎週グラフ化し提供しています。