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「青森県スポーツ推進計画」について

　青森県教育委員会では、2016（平成28）年３月に「青森県スポーツ推進計画」を策定し、諸施策の推進に努めてきましたが、その計画期間が2022（令和4）年度末で終期を迎えたことから、新たに2023（令和５）年度からの本県スポーツの推進の指針となる「青森県スポーツ推進計画」を策定しました。
　計画の概要は以下のとおりです。

計画の趣旨　
　本計画は、スポーツ基本法第10条第１項に基づく計画として、国の「第３期スポーツ基本計画」等を参酌し、本県の実情に即したスポーツの推進を図るための基本的な方向性を示すものです。
計画の期間
　2023（令和５）年度から2027（令和９）年度までの５年間を計画期間とします。
基本理念
　「豊かなスポーツライフの実現」～スポーツの力で元気で活力ある青森県～
本県の目指す姿　
　本計画では、豊かな自然に恵まれた青森県ならではの環境を活用し、四季を通して子どもから高齢者まで県民の誰もがスポーツに親しむことができるようになるとともに、全国大会などで活躍できる選手やスポーツ活動を支える人財の育成、スポーツを通じた県民の健康づくりや、スポーツを活用した交流人口の拡大による地域の活性化など、「豊かなスポーツライフの実現」を目指します。
　このことは、本県が目指す「スポーツが盛んな青森県」につながるものです。
取組方針
　本県では、スポーツを「する」、競技大会やプロスポーツを「みる」、ボランティアや指導者等としてスポーツを「ささえる」といった、スポーツ参画人口の拡大を図るとともに、本県の競技力向上に取り組むなど、スポーツ推進のため、今後の推進施策を３つの柱に分類し取り組みます。

【施策の柱Ⅰ】
県民のスポーツ参画人口の拡大　～スポーツを「する」機会の充実～
＜具体的施策＞
（１）ライフステージに応じたスポーツ活動の推進
（２）子どもの運動習慣の確立と体力の向上
（３）県民のスポーツを通じた健康の保持・増進
（４）女性のスポーツ参加促進

【施策の柱Ⅱ】
スポーツを通じた活力ある社会の実現　～スポーツを「みる」・「ささえる」機会の充実～
＜具体的施策＞
（１）地域スポーツを支える多様な人財の育成と活動の場の確保
（２）大規模スポーツイベントの開催等を契機とした地域スポーツの推進
（３）スポーツを通じた共生社会の実現
（４）スポーツ施設やオープンスペース等を活用した環境の整備

【施策の柱Ⅲ】
本県の競技力向上と次世代アスリートの発掘・育成・強化　～次代を担う人財の輩出～
＜具体的施策＞
（１）全国大会・全国障害者スポーツ大会や国際大会等で活躍できるアスリートの発掘・育成・強化
（２）選手の多様なニーズに対応できる指導者の育成
（３）スポーツ・インテグリティの確保
（４）スポーツ医・科学を活用した競技力向上支援体制の整備と支援の充実