更新日付:2023年1月25日
修学旅行の誘致について
受付年月日 |
分野 | 事業 |
---|---|---|
2022年5月23日 | 観光・文化 | 元気あおもり応援隊 |
提言内容
縄文遺跡群について、教育の場として活用し、修学旅行をもう少し誘致してはどうか。
例えば、縄文時代の生活や、動物を獲るのに苦労していたこと、こんな物を食べていたといったことが実感できるような、VRを活用した取り組みがあると良い。実際に施設を造るということではなく、ソフト面で、青森県内にある遺跡に取り入れることでできたら、子どもたちにも分かりやすいと思う。実体験に類することができる工夫をしてはどうか。
提案への回答
首都圏などの学校では、修学旅行の訪問先として、これまでの関西、沖縄、北海道といった定番地域から、地方への分散が進んでいます。
特に、近年、教育改革に伴って、こうした教育旅行は、生きる力を育む場として、学校では体験できないような豊かな自然や文化、人々との触れ合いなど、体験的な学習を重視する傾向にあります。
青森県には、こうしたニーズに合致する縄文の歴史・文化の体験学習は勿論のこと、世界自然遺産白神山地での環境学習、あるいは、太宰治を学ぶ文学の学習、ねぶたをはじめとした祭りや農家民泊を通じた、食や人との触れ合いなど、青森ならではの魅力溢れるメニューが豊富に存在しています。これらを活かした誘致が重要と考えています。
特に、縄文をテーマとした教育旅行については、今年度、初めて縄文の遺跡を回る旅行商品に対して、バスの助成を行うこととしたところであり、また、首都圏だけでなく、新規航空路線が就航した関西圏なども含め、これまで以上に情報発信に力を入れていきます。
VRの活用も含め、縄文が持つロマンや価値を子どもたちにも分かりやすく伝えられるような、様々な手法も研究していきたいと思います。
- 担当部署
- 観光国際戦略局 誘客交流課