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更新日付:2022年12月9日
優先駐車場の利用者証交付制度の制定について
受付年月日 |
分野 | 事業 |
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2022年11月3日 | 保健・医療・福祉 | 県政・わたしの提案 |
提言内容
先日、車で宮城県内の会員制大型スーパーに行った際に、優先駐車場で揉めているのを見かけました。 当事者の一方が青森県ナンバーだったので、駆け付けたところ、「優先駐車場に駐車することができる利用者証がないのに駐車するのはだめだ。」ということで揉めていたようです。私が青森県には利用者証を交付する制度がないことと、その方が内臓機能障害者であることを説明して優先駐車場に駐車することができました。
帰宅して調べたところ、東北各県では、青森県を除いてこのような制度があって、しかも利用者証の各県での相互利用を行っているそうです。
青森県民が他県に行ってもこのような揉め事が起きないようにするとともに安心して優先駐車場を利用することができるよう、是非優先駐車場利用者証を交付する制度を制定してくださるようお願いします。
提案への回答
御提案のあった障害者等用駐車区画適正利用のための利用証交付制度(パーキング・パーミット制度)については、全国的に導入している県が増加しているところですが、その一方で、導入している県では、「障害者等用駐車区画数が少ないため利用証があっても駐車できない」、「健常者と思われる人が利用証を不正に使用して障害者等用駐車区画に駐車している」、「利用証のない車両が障害者等用駐車区画に駐車している」等の課題を抱えており、その対応に苦慮していることが確認されています。
県としては、本制度の導入に当たっては、慎重な判断が必要であり、前述の課題等を踏まえ制度を導入した場合の効果の有無を見極めつつ検討していきたいと考えています。
なお、県では、内部障害等により配慮を要することを周囲に知らせるための手段として全国的に普及が進められているヘルプマークやハートプラスマークの活用、障害者等用駐車区画の適正利用に関して、各種広報媒体を活用し、その普及啓発に優先的に取り組んでいるところです。
- 担当部署
- 健康福祉部 障害福祉課