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更新日付：公開日:2022年7月3日

日本原燃(株)再処理工場高レベル廃液ガラス固化建屋における供給液槽の安全冷却機能の一時喪失について報告します

内容

標記について、日本原燃(株)から下記のとおり連絡を受けたのでお知らせします。

1 発見日時
令和4年7月3日(日) 2時26分頃

2 発生場所
日本原燃(株) 再処理工場高レベル廃液ガラス固化建屋

3 発生事象
・7月3日2時26分頃、高レベル廃液ガラス固化建屋において、廃液の供給液槽の安全
冷却機能が一時喪失していたことを確認した。
・安全冷却水設備は2系列であり、A系列は工事のため停止しており、運転中のB系列の
仕切弁が閉止されたことにより、2系列が7月2日15時31分から23時44分までの
間、約8時間停止した。
・23時44分に当直員が仕切弁を開け、安全冷却水の流量が復帰し、安全冷却機能が回
復している。

本事象は、「六ケ所再処理工場におけるアクティブ試験等に係るトラブル等対応要領」に
基づく、「A情報③1 保安規定に規定する保安上特に管理を必要とする設備に求められ
る状態を満足していない状態において、保安規定で要求される措置を講じることができな
いとき」に該当すると判断した。
原因について、現在調査中。
本事象による環境への影響はない。

4 県への第1報
7月3日(日)3時16分 FAXで第1報

5 県の対応
原子力センター職員を現地に派遣するとともに、事業者に対して原因と対策について詳細
な報告をするように求めた。