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更新日付:公開日:2024年9月20日

結核・呼吸器感染症予防週間が始まります

内容

結核・呼吸器感染症予防週間について

下記のとおり結核・呼吸器感染症予防週間が始まりますので、結核と呼吸器感染症の予防について、県民への周知をよろしくお願いします。



1結核・呼吸器感染症予防週間とは
9月24日から30日は結核・呼吸器感染症予防週間です。結核予防週間は、結核に関する正しい知識の普及啓発を図るために、毎年実施されています。今年からは、呼吸器感染症予防週間が新設され、新型コロナウイルス感染症をはじめとした呼吸器感染症の予防のため、マスク着用を含む咳エチケット、手洗い、換気等の基本的感染対策や予防接種について普及啓発を図ることとしています。
県や各保健所ではポスターの掲示やリーフレットの配布等を通じて、結核と呼吸器感染症予防に関する知識の普及啓発活動を実施しています。
※結核は過去の病気ではありません。
かつて、「国民病」と恐れられていた結核は、今でもすべての世代において患者が発生しており、昨年は、全国で年間10,096人の患者が発生しています。青森県でも昨年は70人の患者が発生し、15人(2023年人口動態統計による)が死亡しています。また、結核患者の7割が70歳以上の高齢者となっています。
また、青森県の結核罹患率及び喀痰塗抹陽性肺結核罹患率は、全国を下回っていますが、東北地方の中では一番高い状況にあります。

2結核による感染を防ぐために
(1)せきやたんが2週間以上続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
なお、高齢者の方はせきやたんの症状が見られないことも多いので、倦怠感や体重の急減といった身体の変化にも注意してください。
【結核の主な症状】
・長引くせき・たん・微熱
・全身倦怠感(だるさ)
・体重減少

(2)職場や市町村で実施している定期健康診断(結核検診)を受け、年に1回は胸部X線検査を受けましょう。

(3)抵抗力の弱い赤ちゃんには、BCGワクチンの予防接種が有効です。市町村の案内に従って、生後1歳に至るまでに接種しましょう。

(4)詳細については、青森県庁ホームページにも掲載しています。
ホームページアドレス
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/hoken/tubeculosis_about.html
(県庁HP―組織からさがす―健康福祉部―保健衛生課-青森県感染症情報ネット―結核)

日程

2024年09月20日

添付資料

お問い合わせ

保健衛生課
感染症対策グループ
蛯沢総括主幹
017-734-9141

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