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更新日付:2023年11月17日 環境保全課
有機フッ素化合物の水質調査結果について
令和4年1月に発生した米軍三沢基地における有機フッ素化合物を含む水の流出事故について、県、三沢市及び国土交通省は、姉沼、天狗森ため池(基地外)の排水路及び小川原湖において、有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア)の水質調査を下記のとおり実施しましたので、調査結果をお知らせします。
概要
1 調査地点(別紙1のとおり)
姉沼[県]1地点
天狗森ため池(基地外)の排水路[三沢市]1地点
小川原湖[国土交通省]3地点
2 採水年月日
令和5年10月 3日(天狗森ため池の排水路)
令和5年10月 4日(小川原湖)
令和5年10月16日(姉沼)
※ 天候等により採水日が異なっています
3 測定項目
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)
4 測定結果(別紙2のとおり)
天狗森ため池(基地外)の排水路で暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超過
姉沼及び小川原湖は暫定指針値以下
5 今後の予定
水質の状況を把握するため、引き続き水質調査を実施することとし、次回は令和5年12月の予定です。

姉沼[県]1地点
天狗森ため池(基地外)の排水路[三沢市]1地点
小川原湖[国土交通省]3地点
2 採水年月日
令和5年10月 3日(天狗森ため池の排水路)
令和5年10月 4日(小川原湖)
令和5年10月16日(姉沼)
※ 天候等により採水日が異なっています
3 測定項目
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)
4 測定結果(別紙2のとおり)

天狗森ため池(基地外)の排水路で暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を超過
姉沼及び小川原湖は暫定指針値以下
5 今後の予定
水質の状況を把握するため、引き続き水質調査を実施することとし、次回は令和5年12月の予定です。
過去の調査結果
-
令和4年5月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[451KB]
〇 別紙2 水質調査結果[286KB]
-
令和4年8月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[454KB]
〇 別紙2 水質調査結果[287KB]
-
令和4年10月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[277KB]
〇 別紙2 水質調査結果[127KB]
-
令和4年12月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[277KB]
〇 別紙2 水質調査結果[128KB]
-
令和5年2月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[179KB]
〇 別紙2 水質調査結果[120KB]
-
令和5年5月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[285KB]
〇 別紙2 水質調査結果[127KB]
-
令和5年8月調査結果
〇 別紙1 調査地点図[285KB]
〇 別紙2 水質調査結果[129KB]
有機フッ素化合物について
有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質ですが、有害性や難分解性等の性質が確認されたことから、国内外において製造、使用等が規制されています。
また、環境省により、令和2年5月に水質環境基準に係る要監視項目(※1)として新たに追加された項目であり、PFOS及びPFOAの合算値で1リットル当たり50ナノグラム以下(※2)が暫定指針値として定められています。
この暫定指針値は、人が水を慢性的に摂取した際の毒性評価値をもとに設定されていることから、飲用水については、暫定指針値を下回ることが望ましいとされています。
なお、魚介類を摂取した場合の健康影響については、知見が十分ではなく、国の関係省庁が知見の集積に努めている状況にあります。
※1 要監視項目
人の健康の保護に関する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等から見て、現時点では直ちに環境基準健康項目とはせず、引き続き知見の集積に努めるべきと判断される項目で、現在、人の健康の保護に関するものについては公共用水域では27項目、地下水では25項目が設定されています。
※2 ナノグラム(ng)
10億分の1グラムを示す単位
また、環境省により、令和2年5月に水質環境基準に係る要監視項目(※1)として新たに追加された項目であり、PFOS及びPFOAの合算値で1リットル当たり50ナノグラム以下(※2)が暫定指針値として定められています。
この暫定指針値は、人が水を慢性的に摂取した際の毒性評価値をもとに設定されていることから、飲用水については、暫定指針値を下回ることが望ましいとされています。
なお、魚介類を摂取した場合の健康影響については、知見が十分ではなく、国の関係省庁が知見の集積に努めている状況にあります。
※1 要監視項目
人の健康の保護に関する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等から見て、現時点では直ちに環境基準健康項目とはせず、引き続き知見の集積に努めるべきと判断される項目で、現在、人の健康の保護に関するものについては公共用水域では27項目、地下水では25項目が設定されています。
※2 ナノグラム(ng)
10億分の1グラムを示す単位