健康あおもり21（第2次）改訂版－中間評価と今後の取組－

　青森県では、2013年（平成25年）3月に、青森県健康増進計画「健康あおもり21（第2次）」を策定し、10年後のめざす姿を「全国との健康格差が縮小され、子どもから大人まで、全ての県民が希望と生きがいを持ち、健康で幸せに暮らす社会」と定め、全県的な健康づくり運動を積極的に展開してきました。

　今年度は計画策定から6年目となりますが、中間評価によると、計画全体の７割余の指標が目標を達成又は改善傾向という状況にあり、これまでの取組の成果が着実に現れてきています。

　この健康づくりに関する機運をさらに高め、2023年度までの計画期間内に目標を達成するため、このたび、中間評価の結果と、社会情勢の変化や県民の健康の現状を踏まえた計画内容の見直しを行い、「健康あおもり21（第2次）改訂版」を策定しました。

　県としては、引き続き、市町村や関係団体等との連携を密にしながら「健康で長生きな青森県」の実現に向けて邁進して参りますので、県民の皆様におかれましても、主体的に健康づくりに取り組んでいただきますようお願い申し上げます。

　結びに、今回の改訂版の策定にあたり、多大なる御尽力をいただいた「健康あおもり21専門委員会」の委員の皆様をはじめ、貴重な御意見を賜りました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

2019年（平成31年）4月　青森県知事　三村　申吾

・学識経験者等の専門家で構成する「健康あおもり21専門委員会」において中間評価について協議しました。
・全体目標を達成するために設定した全79指標について、「目標達成」、「改善傾向」、「悪化傾向」等の5段階で評価したところ、全79指標中目標達成が13指標、改善傾向が33指標という結果になり、健康あおもり21（第2次）は概ね改善の方向に進捗しています。

2013年度（平成25年度）～2023年度（11年間）
（医療・保健・福祉分野に係る他の計画と整合性を図るため1年延長しました。）

早世の減少と健康寿命の延伸により全国との健康格差の縮小をめざします。

本県の平均寿命に影響を与えている生活習慣病の要因である、「肥満」と「喫煙」、死亡率が全国上位に位置している「自殺」の３つを引き続き重点課題として対策を推進します。

「健康あおもり21（第2次）改訂版－中間評価と今後の取組－」の本文、参考資料は以下のとおりです。

・はじめに～目次[238KB]
・第1章　「健康あおもり21（第2次）」の概要[438KB]
・第2章　推進体制[392KB]
・第3章　健康づくりを支援するための環境整備と関係者に期待される主な役割[188KB]
・第4章　県民の健康の現状と課題[3415KB]
・第5章　「健康あおもり21（第2次）」の中間評価[879KB]
・第6章　新しい健康づくりの目標－中間評価を踏まえて－[971KB]
・第7章　重点課題への取組[455KB]

・目次[213KB]
・領域「1　生活習慣の改善」→「(1)栄養・食生活」[914KB]　
・領域「1　生活習慣の改善」→「(2)身体活動・運動」[720KB]
・領域「1　生活習慣の改善」→「(3)飲酒」[537KB]
・領域「1　生活習慣の改善」→「(4)喫煙」[987KB]
・領域「1　生活習慣の改善」→「(5)歯・口腔の健康」[606KB]
・領域「2　生活習慣病の発症予防と重症化予防」→「（1）がん」[589KB]
・領域「2　生活習慣病の発症予防と重症化予防」→「(2)循環器疾患」[791KB]
・領域「2　生活習慣病の発症予防と重症化予防」→「(3)糖尿病」[349KB]
・領域「2　生活習慣病の発症予防と重症化予防」→「(4)COPD（慢性閉塞性肺疾患）」[142KB]
・領域「3　こころの健康」→「(1)こころの健康づくり」「(2)休養（睡眠）」「(3)認知症」[330KB]