ホーム > 組織でさがす > 健康医療福祉部 > 障がい福祉課 > 医療的ケア児支援について
更新日付:2024年12月3日 障がい福祉課
医療的ケア児支援について
- 医ケア児に対応できる看護師の
育成・支援を行っています。
青森県小児在宅支援センター
県では、医療的ケアなどを必要としながら在宅で暮らす小児・障害児(者)及びその家族に対する支援を総合的に行う県内の小児在宅支援の拠点として、青森県小児在宅支援センターを令和4年4月に設置しました。
当センターを医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(令和3年法律第81号)第14条に規定する医療的ケア児支援センターに位置づけます。
センターの運営は青森県立中央病院で行います。
【センターの主な3つの機能】
-
【相談・支援】
医療的ケアなどに関する様々な問題について、医療的ケア児等及びその家族や支援者に対し、専門的にその相談に応じ、支援、助言及び情報提供を行います。
-
【人材育成】
事業所等スタッフに対する医療的ケア技術指導・助言に加え、医療的ケア児等支援に従事する支援者に対して研修を実施します。
-
【調査分析・情報発信】
医療的ケア児等支援に関するニーズ及び取組状況の把握、調査分析及び医療的ケア児等支援に関する情報提供等を行います。
以上の取組等により、医療、保健、福祉、教育、保育などに関する業務を行う支援機関及び市町村との連携強化により、県内各地域における小児在宅支援体制の整備を推進します。
<青森県小児在宅支援センターのご案内>
〒030-8553 青森市東造道2丁目1-3青森県立中央病院敷地内
☎ 017-752-9678(月~金:9時30分~16時30分)
ホームページURL https://aomori-kodomo.jp/
小児在宅支援センターリーフレット
【R6修了】医療的ケア児災害対策支援に係る市町村担当者合同研修会
医療的ケア児等支援に係る直近の情報及び県の取組や県内市町村の取組等情報を共有することにより、医療的ケア児等への支援の推進を図ることを目的に標記研修会を開催します。
- 主催:青森県、青森県小児在宅支援センター
-
対象
・市町村の障 がい 福祉、母子保健、保育及び 教育分野において医療的ケア児支援に携わる担当者
・市町村の災害対策担当者及び福祉避難所担当者
・医療的ケア児等コーディネーター養成研修修了者
・医療的ケア児等圏域アドバイザー
- 開催日時:令和6年7月9日(火)13時30分~16時30分
- 開催方法:オンライン
-
内容
・青森県関係各課から情報提供
・青森県小児在宅支援センターから情報提供
・青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーの取組紹介
・自治体取組紹介(弘前市、十和田市、南部町)
・災害時個別支援計画作成について(小児在宅支援センター)
-
問い合わせ先
青森県健康医療 福祉部障がい福祉課 社会参加推進グループ 浅田
TEL 017-734-9309
医療的ケア児等圏域アドバイザー配置事業
県では、青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーを配置し、アドバイザーが小児在宅支援センターと連携の上、地域支援及び支援者の育成を円滑に行うことを目的に研修等を実施することとしています。
青森県医療的ケア児等圏域アドバイザー活動事例集
県では、青森県小児在宅支援センターと各圏域をつなぎ、地域で活動する医療的ケア児等コーディネーターを支援・助言する役割として青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーを配置しました。
今般、これまでの圏域アドバイザーの活動事例をとりまとめましたので、各地域における医療的ケア児支援の体制づくりに向けて、当該アドバイザーを積極的に活用していただければ幸いです。
青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーを配置しました
県では、医療的ケア児等に身近な各圏域における相談支援体制の整備を推進することを目的に、青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーを5名配置しています。(青森圏域・西北五圏域1名、津軽圏域1名、八戸圏域1名、上十三圏域1名、下北圏域1名)
役割 | 〇アドバイザーとしての役割 ・相談支援専門員等(経験の浅い医療的ケア児等コーディネーター)の支援・助言 ・圏域協議会運営の助言 など 〇コンサルタントとしての役割 ・小児在宅支援センターと協働による地域支援、地域診断 ・社会資源の開発・育成 など |
連携体制 | 〇小児在宅支援センターとの連携 ・小児在宅支援センターで受けた相談のうち、各機関連携や調整を要する相談の初期介入を協働で行う。 〇圏域協議会との連携 ・アドバイザーとして参与し、協議会に助言等を行う。 |
青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーをご活用ください!
各圏域の医療的ケア児の相談・助言を希望する場合、圏域アドバイザーを派遣します。ぜひご活用ください。
圏域アドバイザーのお申し込みは、青森県小児在宅支援センターにご連絡ください。
対象:医療的ケア児等コーディネーター、相談支援専門員等
内容:医療的ケア児支援に関するケースの進め方や助言を受けたい、ケース会議に同席してほしい、災害支援の内容を整理したい など
対象:市町村、圏域協議会事務局
内容:地域の課題を整理したい、ケース会議に参加して欲しい、協議会の進め方について相談したい など
(1)圏域アドバイザーへの相談を希望する医療的ケア児等コーディネーターや市町村等は
「青森県医療的ケア児等圏域アドバイザー相談申込書(様式1)」を記入し
(2)青森県小児在宅支援センターまでメールで送付してください。
zaitaku_shien1@med.pref.aomori.jp
(3)相談日程等が決定しましたら、申込者に対して対応決定及び日程等を連絡します。
医療的ケア児訪問看護推進事業
県では、令和4年度から医療的ケア児等が地域で安心して暮らしていけるよう、訪問看護の活用を推進し、在宅支援体制を強化することを目的とし、医療的ケア児等支援を行う訪問看護ステーションの新規参入に係る研修会、訪問看護ステーションの情報交換会及び医療機関との連携方法等を学ぶ勉強会を実施しています。
【終了しました】訪問看護の「良さ」伝え方研修会を開催します
・日時:令和6年2月3日(土)13時30分~15時30分
・方法:オンライン
・対象:訪問看護ステーション関係者
・内容
【講義】訪問看護の「良さ」をどう伝えるか?
【講師】佐藤 直子氏
(東京ひかりナースステーション クオリティマネジメント部長・在宅看護専門看護師)
【演習】訪問看護の「良さ」を改めて整理し、参加者同士で発表・共有します
【終了しました】医療的ケア児訪問看護事業所情報交換会を開催します
・日時:令和5年10月28日(土)13時30分~16時30分
・場所:アピオあおもり大研修室2(青森市中央3丁目17-1)
・対象:青森県内訪問看護事業所関係者
・内容
第一部:講義
「地域連携を通して子どもと家族が生き生きと暮らせるための小児訪問看護の実際」
【講師】梶原厚子氏(株式会社スペースなる代表)
第二部:情報交換・グループワーク
参加者の皆さんから事前に寄せられた質問、事業所運営の悩み、困っていることを講師の梶原先生を交えて話し合います。
【研修会は終了しました】医療的ケア児対応訪問看護ステーション新規参入研修会を開催します
・日時:令和5年7月19日(水)14時00分から15時30分まで
・対象:訪問看護ステーション関係者
・内容:
【講義】「医療的ケア児の在宅生活を支える訪問看護の大切な3つのポイント」
【講師】淑徳大学看護栄養学部 助教 谷口 由紀子 氏
【質疑応答】参加者の皆さんから事前に寄せられた質問に講師がお答えします。
在宅医療的ケア児対応看護師確保・育成事業
県では、令和4年度から看護師を対象に医療的ケア児支援に係る気運醸成と支援技術の習得を図ることを目的に、医療的ケア児支援に係る普及啓発研修、小児に興味のある看護師を対象とした医療的ケア児支援技術習得研修や、すでに医療的ケア児支援に従事している看護師を対象としたスキルアップ研修を実施することとしています。(青森県看護協会委託事業)
日時:令和5年6月9日(金)13時00分から15時00分
場所:県民福祉プラザ4階県民ホール
対象:ナースセンターに登録している看護職、訪問看護に従事している看護職、放課後等デイサービス及び児童発達支援に従事している看護職、小児科病棟に勤務している看護職等
定員:100名程度
受講料:無料
内容
・講義「医ケアに見い出す専門職としてのやりがい」
淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 助教 谷口 由紀子氏
・事例発表
シンポジウム実施要領
〇日時:令和5年6月26日(月)10時~15時
〇場所:リンクステーションホール青森 5階 大会議室
〇対象:ナースセンター登録者、訪問看護に従事している看護職等
〇内容:講義、演習(吸引、経管栄養、人工呼吸器)
〇実施要項
〇目的:医療的ケア児支援における看護職の役割や医療機関と在宅支援を行う事業所との連携方法を学ぶほか、医療的ケア児支援における困り事及び解決方法を共有する研修を実施し、看護師のスキルアップを図る。
〇日時:令和5年9月13日(水)10時~15時
〇場所:リンクステーションホール青森 4階 中会議室
〇対象:医療機関や事業所等で医療的ケア児支援に従事している看護職
〇定員:60名程度
〇実施要領
〇内容:講義「看護職同士の連携方法」(講師)淑徳大学看護栄養学部 助教 谷口 由紀子氏
グループワーク
「医療的ケア児支援における看護の魅力」パンフレット
医療的ケア児が在宅で安心して暮らすためには、ご自宅をはじめ、学校、通所事業所、保育所等日常生活の場で、医療的ケアやその他の支援を担う看護師の役割が非常に重要です。
県では、令和5年3月に、看護師をはじめ、これから看護師を目指す方、医療的ケア児支援に携わる方や地域の方等に医療的ケア児支援における看護の魅力を広く知っていただくために、保健、医療、障害福祉、保育、教育と多岐にわたる分野で各々活躍している看護師の業務や役割、やりがい等を紹介したパンフレットを作成しました。
医療型短期入所事業所開設促進事業
県では、令和4年度から医療的ケア児等が在宅で安心して生活できるよう、地域分析のもと、個別提案訪問や新規開設講習会等により、医療機関や介護保険施設に対し、医療型短期入所事業所の新規開設を促進することとしています。
令和5年度から新規に指定を受けた事業所を紹介します
- 三沢市立市民病院(三沢市・上十三圏域)【令和5年4月1日付】
- 介護老人保健施設はくじゅ(八戸市・八戸圏域)【令和5年5月1日付】
- 介護老人保健施設 湖水荘(鶴田町・西北五圏域)【令和5年6月1日付】
〇令和6年度の研修会について
・医療的ケア児コーディネーター養成研修の開催予定はありません。
(令和7年度開催予定)
・医療的ケア児コーディネータースキルアップ研修は開催いたします。
(詳細が決まり次第、こちらでお知らせいたします)
医療的ケア児等実態調査の結果について
令和4年度医療的ケア児等実態調査の結果(概要)について公表します。
青森県医療的ケア児在宅移行支援マニュアルについて
県では、青森県障害者自立支援協議会医療的ケア児支援体制検討部会による意見聴取を踏まえ、令和4年3月に青森県医療的ケア児在宅移行支援マニュアルを作成しました。
本マニュアルは、医療的ケアを伴って退院する子どもたちとそのご家族が、安全に退院し、安全・安心のもと在宅で生活できるよう、
○入院時期から退院後までに必要な支援が漏れることなく、適切な時期に適切な支援が受けられるためのツールとして、
○ご家族が退院後の生活に見通しを持てるようにするため、
○入院時から医療機関及び地域の支援者が支援内容を共有し、スムーズに在宅支援に移行できるようにするため、
令和3年度青森県医療的ケア児支援体制多職種コンサルテーションチームにより作成されたものです。
マニュアルの構成
-
(支援者用)在宅移行に向けた支援シート【A3印刷】
在宅を検討する時期から在宅移行後の安定する時期まで、各ステージにおいて誰がどんな支援をするのかを整理した院内スタッフ及び地域支援者向けの共通のシートです。
・PDF版
・Excel版
-
別紙1 医療的ケアが必要な方のライフステージでのサービスチェック表【A4印刷】
ライフステージ毎に行う手続きや活用できるサービスを家族が知り、ご家族が必要な手続きを院内外支援者と一緒に整理するためのシートです。
マニュアルを活用する支援者
【院内】主治医、NICU看護師、小児科病棟看護師、外来看護師、退院調整看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカー(精神保健福祉士等)、公認心理師等、理学工学技士等
【院外】相談支援専門員(医療的ケア児コーディネーター)、訪問看護師、保育園、学校、療育担当、市町村等(母子保健担当、障害福祉担当、子育て支援担当、教育委員会等)等
留意事項
本マニュアルは、広義のガイドラインであり、院内体制、地域の資源、対象児童及びそのご家族に合わせて適宜改良して活用してくださるようお願いします。
医療的ケア児支援ハンドブックについて
-
<医療的ケア児支援ハンドブック>
【目的】
県では令和2年2月、当該意見等を踏まえ、医療的ケア児が心身の状況に応じて適切な療育サービスを受けるための一助とするため、医療的ケア児の家族や支援に携わる相談支援専門員等向けに「医療的ケア児支援ハンドブック」を作成しました。
【背景】
近年、医療技術の進歩等を背景として、NICU(新生児集中治療室)等に長期間入院した後、引き続き、たんの吸引や経管栄養等の医療的ケアが必要な障害児(医療的ケア児)が全国的に増加している状況であり、県内における令和元年度の実態調査の結果では、166人と推計され、年々増加しています。
また、平成28年6月には児童福祉法の改正により、県や市町村に医療的ケア児の支援体制の整備が義務付けられました。
このため、県では、平成30年度から、「青森県障害者自立支援協議会」に保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関及び当事者団体に所属する方々を委員とする医療的ケア児支援体制検討部会を設置し、医療的ケア児が心身の状況に応じて適切なサービスを受けられるよう、医療的ケア児支援に係る課題やその解決策を議論し、具体的な事業の実施に取り組んでいるところです。
当検討部会において、県内の医療的ケア児支援に係る主な課題として、看護師等の人材確保の問題や支援スキルの不足などの理由により、障害福祉サービスの事業所や保育所での受入が進んでいないことに加え、保護者や家族のための相談窓口がわかりにくく、相談しても十分に対応してもらえないことから、地域における一元的な相談対応を図るため、医療的ケア児の家族や支援に携わる関係者へ療育に係る各種制度や社会資源等に関する情報を紹介することが必要であるとの意見が出されているところです。
医療的ケア児支援ハンドブック
本編 表紙~p9[6153KB]
本編 p10~p12[2923KB]
本編 p13~p21[5302KB]
本編 p22~p27[1794KB]
※別冊の医療的ケア児の受入可能な事業所一覧は、令和3年9月1日現在でデータを更新しました。
「医療的ケア児の受入可能な事業所等」をご覧ください。
災害時個別計画について
県では、青森県障害者自立支援協議会医療的ケア児支援体制検討部会において、災害時に医療的ケア児及びそのご家族が孤立せず最適な行動ができることを目的に、令和3年7月に災害時個別計画の様式を作成しました。
つきましては、市町村関係課及び教育委員会等と情報共有し、災害時個別計画を活用してくださるようお願いします。
なお、計画の作成に当たっては、市町村担当課、相談支援専門員等の支援者、医療的ケア児及びそのご家族と情報共有し連携して対応してくださるようお願いします。
本災害時個別計画様式は、東日本大震災後、宮城県・宮城県神経難病医療連携センター(現東北大学病院医療連携センター)が作成しました「災害時対応ハンドブック2014年版」を改編し作成しています。
医療的ケア児以外の個別計画にも活用できます。
医療的ケア児の受入可能な事業所等について
-
【新着情報】医療的ケア児の受入可能な事業所等について
令和5年12月現在の医療的ケア児の受入可能な事業所等に更新しました。
きょうだい支援について
厚生労働省では、医療的ケア児等総合支援事業の中で医療的ケア児のきょうだい支援について言及しています。
県では、令和2年度医療的ケア児総合支援事業「医療的ケア児支援者コーディネーターフォローアップ研修」において、「病気や障がいとともにある方の「きょうだい」の応援団」として活動している「シブリングサポーターいわて」の皆様を講師としてお招きし、きょうだい支援とその活動について御講義いただきました。
今般、「シブリングサポーターいわて」より、きょうだい支援の拡充のため資料を御提供いただきましたので掲載します。
医療的ケア児とその御家族の支援の一環として御活用ください。
- 「シブリングサポーターいわて」のホームページはコチラ
令和4年度医療的ケア児支援事業
青森県小児在宅支援センター開設
医療的ケア児等圏域アドバイザー育成事業
医療的ケア児訪問看護推進事業
在宅医療的ケア児対応看護師確保・育成事業
医療型短期入所事業所開設促進事業 などを実施しました。