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更新日付:2024年12月2日 林政課
県営林・県民環境林(旧青い森農林振興公社分収林)
青森県では、(1)森林資源(木材)の生産による県の基本財産の造成、(2)水源のかん養や潮風、飛砂被害の防止等森林による公益的機能の高度発揮による県民の生活環境保全、(3)林業技術の指導林を主たる目的とし、森林の管理・経営を行っています。
また、平成25年4月に青い森農林振興公社分収林が県移管され、「県民環境林」という名称で県営林化しました。
また、平成25年4月に青い森農林振興公社分収林が県移管され、「県民環境林」という名称で県営林化しました。
県営林の種類及び面積
県営林は最も重視すべき管理・経営方法に応じて、森林資源(木材)の生産による県の基本財産の造成、技術的指導林を主たる目的とした「県有林・県行造林・県行模範林」と日本海、太平洋等の海岸線における潮風や飛砂等の被害を防止することを主たる目的とした「県行防災林」に区分しています。
種類 | 面積 | 内容 |
---|---|---|
県有林 |
549ha | 県の土地に植栽し、管理する森林 |
県行造林 |
1,822ha | 収益分収契約により民有地に県が植栽 し、管理する森林 |
県行模範林 |
983ha | 国有林野の管理経営に関する法律に基づ く分収造林契約により、県が国有林に植 栽した森林 |
県有防災林 | 529ha | 県の土地に植栽し、管理する森林 |
第一種県行防災林 | 196ha | 国有地を借受けし、県が植栽・管理する 森林 |
第二種県行防災林 | 1,343ha | 民有地に県が植栽し、管理する森林 |
県民環境林 | 10,186ha | 青い森農林振興公社が民有地に造林し、 県がその地位を承継した森林 |
計 | 15,608ha |
樹種 | 面積 |
---|---|
スギ | 9,908ha |
アカマツ | 1,741ha |
カラマツ | 983ha |
クロマツ | 2,212ha |
その他針葉樹(ヒバ・ヒノキ等) | 45ha |
広葉樹 | 182ha |
除地・無立木地等 | 536ha |
計 | 15,608ha |
県営林の管理・経営
県では県営林を適正に管理するため、森林に応じた適切な保育管理することで良質材の生産、林木の健全育成に努めています。
利用が可能な木や伐期となった森林については、素材(丸太)や立木のままでの売却も行い、県有林については、再び植栽し、管理することで循環した森林の管理・経営を行っています。
利用が可能な木や伐期となった森林については、素材(丸太)や立木のままでの売却も行い、県有林については、再び植栽し、管理することで循環した森林の管理・経営を行っています。
県民環境林の経営方針
県では、平成24年度に策定した「県民環境林の経営方針」について、5年ごとに事業実施状況を検証し、将来収支予測の見直し等を行うこととしていることから、令和5年1月に同方針を改定しました。
県民環境林の事業実績等
県民環境林における森林整備等の事業実績と計画は次のとおりです。
県民環境林の管理委託について
県民環境林の管理・経営は、公募型プロポーザル方式により委託先を選定し業務委託しており、平成30年度からの委託先となる契約候補者を募集・審査の上、決定しました。
詳細については、下記ページをご覧ください。
詳細については、下記ページをご覧ください。
県民環境林だより
「県民環境林」スタート・プロジェクト推進事業について
県では、県民共通の公共財である県民環境林を、森林環境教育のフィールドとして活用するなどにより、「公益的機能の発揮」、「収益性に配慮した経営」、「県民の理解と参画」の経営方針のもと管理・経営している県民環境林の、より一層の周知と県民理解の醸成を図るため、「県民環境林」スタート・プロジェクト推進事業を実施しています。
-
「県民環境林」スタート・プロジェクト推進事業の内容
◎ 県民参加による森林づくり
1 対象地区
6箇所の「モデル・フィールド」を設定
H26年度3箇所(東青、三八、中南地域県民局管内)
H27年度3箇所(上北、西北、下北地域県民局管内)
2 対象者
地域住民や青少年、ボランティア、企業、NPO等
3 事業主体
県(森林組合や自然観察指導員等と協力)
4 事業内容
(1)森林整備体験や自然観察会の実施
(2)参加者による間伐と間伐材のベンチ・標識等の製作・設置
(3)参加者が手作りの「フィールドマップ」を作成
(4)モデル・フィールドの看板設置や県HP等の広報媒体を活用した情報発信
◎ 企業と連携した森林づくり
1 J-クレジットの創出
(1)間伐等の森林整備
(2)J-クレジット制度管理者へのプロジェクト登録申請
2 J-クレジット等の販売促進
(1)企業等への企画提案
(2)販促グッズの製作と各種イベントでの出展・PR
3 ネーミングライツの導入
(1)候補地の選定とPR活動の実施
(2)モデル・フィールドを活用したプレ体験活動の実施
- 県民環境林の概要(自然観察会等配付資料) 1,120KB
県民環境林に設定したモデル・フィールドで、森林観察・森林整備体験等を実施し、県民環境林への理解を深めていただきました。
モデル・フィールドを活用して、森林観察・森林整備体験等を実施したい場合は、フィールドマップに記載された各地域県民局または林政課森林環境グループに御相談ください。
県民環境林におけるネーミングライツ事業について
県では、県民環境林の維持・管理の向上を図るため、また、企業の社会貢献活動及び企業広報の一環として、県民環境林に対価を得て民間企業等が命名するネーミングライツ事業を実施しています。